ミルワームの飼育容器にダニが発生したときの対処法
ミルワームの床材として、100均のカブトムシ用チップを入れたら、ダニ(コナチャタテムシ?)が大量に湧いてしまった。
結果的に、床材全交換せずにダニを減らせたので、解決方法を書いておく。
◆飼育環境
漬物用のビンで飼育。
おがくず、キャットフード、乾燥させた野菜クズ等を与えている。
ティッシュを輪ゴムでとめてフタ代わりにしていた。
※いい環境ではないのは重々承知の上……餌用昆虫に手間を掛けすぎると情が移ってしまうため今のスタイルに落ち着いた
◆事件発生
100均で購入したカブトムシ用の腐木チップを入れたところ、ダニが湧いてしまった。
◆原因?
そもそも腐木チップの中で発生していた模様。
漬物ビンの通気性の悪さから、ダニの繁殖に適した湿度が保たれていたことで大量発生したと思われる。
◆解決法
1, 園芸用の殺虫剤をビンの上部のフチに塗りつけた。
ミルワームはビンを登れないが、ダニは登れるため、ダニだけに効果があると考えた。
多少の効果が見られたように思う。
ミルワームに害はなかった。
2, フタにしていたティッシュをやめて、換気扇フィルター用の粘着シートに替えた。
全面粘着タイプの不織布のようなもの。
ダニの脱走は防止できたが、捕えて殺すほどの粘着力は無かった。普通に粘着面を歩いていた。
3, 生米、炭パウダー、茶葉をフライパンで炒ったものを床材に追加した。
ダニは乾燥に弱いらしいので、ビンの中を乾燥させてみた。炒った米の除湿効果は非常に高い。
炭パウダーは浄水器の中に入っていたものをなんとなく入れた。茶葉についても、カテキンでカビ(=ダニの好物)の発生を抑えられればと思い、なんとなく混ぜた。
結果的にこれが効果テキメンで、2日後には明らかにダニが減った。
いくら乾燥に弱いと言っても死ぬわけではないと思うが、少なくとも活発に動き回るダニは見当たらない。
ミルワームはむしろ元気そうにしている。
(水気を吸った米を食べて水分補給していると予想)
しばらくこれを続けようと思う。
◆まとめ
ミルワームの床材にダニ(コナチャタテムシ)が発生したら、炒った米&炭&茶葉で飼育容器を乾燥させると良いかも知れない。
産卵後や、生まれたての極小ミルが居る状況で
床材交換を控えたい場合の選択肢として。